セキュリティ用語集:スマートフォンセキュリティ
スマートフォンセキュリティとは?
スマートフォンの増加と被害の増加
年々、Android携帯やiPhoneなどのスマートフォンは増加していますが、それに伴って、不正ソフトウェアによる被害も増加しています。スマートフォンは、コンピュータよりも多く個人情報が保存されているため、不正ソフトウェアによる個人情報漏えいの被害は大きなものとなりがちです。また、流出した個人情報はブラックマーケットで売買されることがあります。
感染ルートとして多いのが、スマートフォン用アプリです。特に、Android携帯用のアプリは誰でも作って配布することができるため、悪意をもったユーザーが悪質アプリを配布して、インストールしたスマートフォンからID、パスワード、写真、携帯番号といった個人情報を転送してしまうことがあります。
また、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺の被害に遭う事件も増えています。特に、スマートフォンでも多く利用されているツイッターやFacebookなどでは、本来のURLを短いものに変換した短縮URLが利用されていますが、この短縮URLではクリックするとどこのWebサイトにアクセスするのがわからないため、こうした悪意をもったWebサイトにアクセスしてしまうことがあります。
スマートフォンセキュリティの重要性
スマートフォンが普及してからまだ期間が短いため、スマートフォン用のセキュリティソフトをインストールせずに利用しているユーザーが少なくありません。しかし、スマートフォンはコンピュータ以上に個人情報が保存されているため、スマートフォン用のセキュリティソフトをインストールして、セキュリティを保つことが必要です。
昨今では、多くのベンダーがスマートフォン用のセキュリティソフトを販売しています。そうしたソフトウェアの多くが外部からリモートで端末をロックしたり、データを消去したりできるようになっており、紛失や盗難による情報漏えいを防ぐような機能を備えています。
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